「書類審査」について

まず、「書類審査」について。高校時代の成績、活動状況などを証明し、高校で発行する「調査書」は、とうぜん「書類」として重視されます。

しかし、それだけでなく、自分なりにPRできる点などがあれば、志願書のなかに書くことができます。「自己推薦書」として、これを重視する大学もあります。受験までの人生の総合評価として、推薦入試をとらえる、画期的な試みといえましょう。

次いで、「小論文」について。「学力検査の免除」の通告があって以来、推薦入試科目として、「小論文」を採用するところは増えました。

作文程度のものから、資料を与えて「環境問題」や「高齢化社会問題」などについて、本格的に論じさせるものまで、内容はバリエーションに富んでいます。

さらに、「学力検査の免除」に対する、苦肉の策としてか、英語で課題を出したり、物理の方程式、化学式などをまじえるものまであります(こうした論述問題を「総合問題」などと呼んでいる大学もある)。これら「小論文」試験の対策は、大学、学部によって特徴的な傾向がありますので、志望校の傾向に沿って、準備しておくことが必要です。進路指導がしっかりしている予備校・塾では、これらの情報を一覧表にしたり、コンピュータでデータベース化していますので、とても参考になります。

三番目として、「面接」について。この試験形態もさまざまなものになっています。複数の面接官が、生徒を一人ずつ面接する「個別面接」。そして、面接官の前で、複数の生徒が意見交換などをおこなう「集団面接」。「面接」といっても、ほんの「顔見せ」程度のところや、「集団面接」を「討論」に発農せるところまで、こちらもバリエーションに富んでいます。